今回は市販の型紙を利用して簡単なコインケースを作ってみたのでアップしていきます。
まずは型紙については以下制作本を利用させてもらいました。
「URUKUST」というレザー製品を販売されているクリエーターの方が販売さている教本です。
元々アパレルのバッグデザイナーという事もあり、作品も非常にセンスが良いものが多いく一見の価値あります。
教本自体もファッション誌のようで非常におしゃれにまとまっています。
何よりも型紙に特徴があり、縫う箇所を極力減らした設計をしていて初心者でもカッコイイ作品が簡単に作られるように工夫されています。
この教本には型紙が付属していますので、今回はその中より「COIN CASE A 」を作ってみました。
型紙通り革を切り出す
パーツこれだけです。すごくシンプル。縫う箇所も3箇所のみ!
これでコインケースなんか出来るのか?っと正直疑うレベルです。
トコ処理もこの段階で終わらしてあります。
コバ処理
コバも処理します。今回はSEIWA ローパスバチックと言う染料を使ってコバに着色しています。
使い方は簡単で、ある程度下地(水を塗ってやすりがけをして表面をならす)が出来たらコバを綿棒ではみ出ないよに塗っていくだけです。
乾いたら通常のコバ処理同様にトコノールを塗って布やスリッカーで仕上げて完了となります。自然な仕上がりになるのでおすすめですよ。
ここまでの処理は前の記事にて簡単に説明していますので参考にして下さい↓
組み立て(各パーツ貼り付け&縫い上げ)
下処理ができたらあとは組み立てです。
この段階ではよく分からないですが、貼り付け箇所も3箇所のみとなっています。
ここから組み立て段階で完成形が見えてくるのですが、折り紙みたいな型紙で、組み立てて初めて「なるほど、こうなるのか」と思わせられます。
正直これが設計出来るってのは憧れる。
さて、必要箇所を貼り付けたら縫っていくんですが、縫う箇所がかなり少ないのですぐ終わってしまい写真を撮るのを忘れていました!
完成!
組み上げ後、最終的にコバ処理をして完成です!
実際3〜4時間で一気に作って結構写真撮るの忘れてました。
今回使った「URUKUST」の型紙は、どれも縫う箇所が最低限しかないので初心者でも綺麗な作品が作りやすいです。どうしても最初の頃は裁断とまっすぐ縫うのが難しいので、本当の初心者の方には非常におすすめです。
一つ難点を上げれば、型紙が半面分しか載っていない事です。もう半面は反転コピーするとかして自分で作る必要があります。慣れればなんとかなりますが。
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