前回紹介させてもらった「Earfun Air」ですが、レビューでも述べてた通り充電ケースをどこかに固定しないと不便という事で今回は簡単な吊り下げケースを作って見ようと思います。
なるべく簡単な作りでシンプルにしたかったので、今回も某商品をサンプリング。パクリじゃないよ、サンプリング。
ちなみに今回はクソマイナーな「Earfun」に合わせて型紙を作っていますが、サイズ調整次第でリンゴマークとかのイヤホンにも使えます。というか元ネタはこっちですからね。ぜひ型紙改造して使ってください。
注)今回の型紙は革の厚みや素材でUSBの位置やフタ部分の穴位置がズレる可能性があります。素材切り出し後仮組みして位置確認を先にすることをお勧めします。
では早速作っていきます。
型紙を作る
まずは以下リンクより型紙をダウンロードしてプリントアウトしてください。
※必ず原寸大でプリントして下さい。
※革の厚みは1.2ミリ〜1.5ミリ位で想定しています。
プリントしたらスプレー糊などで厚紙に貼り付けます。
ちなみに僕は3Mのやつを使ってます。
次に型紙を切り出します。この際にアウトラインの内側を切るようにした方が、サイズが狂いにくいと思います。
革の裁断
先程切り出した型紙をゲージにして革を切り出していきます。今回は手早くしたいので必要な部分以外は罫書きなしで型紙をゲージにして直接切り出します。決して手抜きをしているわけではありません…。
ほかの穴あけもついでにやっつけます。先にも書きましたが、厚めの皮を使う場合は位置がズレるのでフタ部分の穴とUSB部分は仮組みして現物合わせで調整してください。
※訂正:画像のΦ4.5の穴径が間違っています(型紙は修正済)
コバの仕上げ
いつもの流れでコバを仕上げていきます。
水で湿らせたコバを320番の紙やすりで荒削り→布で磨く→コバ磨き剤塗ってスリッカー→ヘリ落とし
過去ログで簡単に紹介してますので一度ご確認ください。
現在は上記流れの場合もあれば、荒削りの後コバ磨き剤を塗って固めてからもう一度ヤスリをかけたりもします。
状況により色々試しながらやっています。
以前はトコノールを塗ってコバ磨きしていましたが現在は「プロエッジ」という商品を使っています。
結構成形しやすい気がするのでオススめです!
吊り下げ紐をつける
最後に吊り下げ紐の部分に菱目を軽く打っておいてから、パーツを貼り付けて菱キリなどでで縫い穴を開けてあげます。
僕の場合1.6ミリ厚の皮を使っていたのでこの部分がかなり分厚くなってしまいました。できれば事前に重なる部分は削いでやるか、吊り下げ部分のみ厚みを変更した方が見栄えが良いかもしれません。
最後に手縫いしてあげればパーツは完成です。
あっ、というまに完成!
「ギボシ」の「極小」を取り付けて、適当なカラビナをつければあっというまに完成です。
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