どうも!試作ばっかりしてて本編更新できていない僕です。でも試作してる中で以前は気がつかなかったことに気がつくようになってきました。脱初心者を目指す上で参考になるかな?と思ったので記事にしてみます。
そもそも初めは分からないことばかりです。全て調べての手探り状態でした。そこから1歩抜けて次に悩むのが「ステッチの綺麗さ」「コバの出来」「裁断の正確さ」などの完成度に関して。それぞれ正しい工程をふまえてやってもどうしても上手く出来ない(僕は今もできません)。
何を隠そう僕もこの辺のレベルから抜け出せずにいるのですが、それでも色々な作品を作っていくうちに、前には考えなかった制作上で重要だと思うことが少しづつ出てきました。具体的には以下の4点です。
- 試作をする(市販型紙でも)
- 工程をイメージして手順を事前に考えておく
- 縫う順番と方向(始点と終点をはじめに決めておく)
- 重なる部分はできるだけ最後にまとめて裁断する
それぞれ解説していきます。
試作をする
全てのベースになります。以前は試作なんかしなかったのですが、自作の型紙や説明の無い型紙を使う場合に必要に駆られてやり始めました。ちなみに今やってるやつです↓

手順は簡単で、少し厚めの紙に図面をプリントして切り出してから両面テープで組み立てるだけです。市販の型紙の場合はトレースするか、サイズを測ってCADに落とし込んでいます。
紙の試作をする事で完成後のサイズ感や組み立ての順序などがイメージ出来ます。もっと完璧に検証する場合は要らない革で試作するとなお良いです。とにかく試作が全てのベースになりますので初作品の場合は必ずやった方が良いです。
工程をイメージする
前項とかぶるのですが、試作の段階で少し制作の経験があれば「ここはどうやって縫う?」とか、「ここは先にバネホック止めておかないと後で作業出来ないな」とかイメージが出来ます。逆にこれをせずにぶっつけでいくと必ず失敗すると思います。もちろん教本の付属の型紙などであれば解説がありますので必ずしも必要ではありませんが、自分でイメージをした方が後の作業がスムーズなので解説があっても試作の価値はあると思います。
縫う順番と方向(始点と終点)
これは縫い終わりの糸止めが目立たないような場所に終点を決めてから縫い始めないと作品としての完成度が下がってしまうということです。結構勢いで縫ってる時に忘れがちです(僕はよく忘れてました)。
あと菱目打ちもなるべく作品全体の縫う方向が揃うように同じ方向で開けてた方が良いです。
重なる部分はできるだけ最後にまとめて裁断
裁断のズレで縫い合わせたコバがズレてる事がよくあると思います。このズレを無くして綺麗なコバを作るために良くあるのが重ねる革の一方を図面より少し大きめに裁断しておき最後に図面通りカットする手法です。
書いときながらなんですが、これは結構難しくて未だにうまくできません。
後からコバをやすったり削ったりして整えることもできますが、やはり裁断をきっちり合わせてあげたほうが完成度は高まりますので、できればマスターしたい方法です。
脱初心者を目指して
ちまちま作品作りをしている中で成長をしているのか気づく点も変わってきました。でも全然満足できるレベルに到達していません。それでも修正しながら作っています。特に最近は自分で製作中に考えることに変化を感じます。
この変化が成長だと信じてこれからも頑張っていこうと思います。
同じ初心者の方には僕のような素人がおこがましいとは思いつつも、少しでも参考になればと思い書いてみました。
コメント