引き続きブックカバーを作っていきます。
前回の工程↓
※上記工程は完成度に影響しますので焦らず確実に仕上げて下さい。
なんで注意を入れるかというと、僕がこれまで作っていつも反省するのが最初の工程です。
特に設計に関しては、反省の繰り返しで終わりがないです。
あとは、各パーツの切り出しも結構ずれたりしますので確実にしておきたいところです。
さてさて、前置きはこの辺で本編に入りましょう。
縫い穴を菱ギリで開けていく
菱ギリという道具で前回あたりをつけた縫い穴マーク部分を穴あけしていきます。
写真の菱ギリが載っているコルクの板はホームセンターなどで売っていますので合わせて用意して下さい。
一般的に菱目打ち(フォークみたいなの)を使う事が多いのですが、菱目打ちだと穴あけの際にどうしてもハンマーでぶっ叩く必要があり、騒音が発生してしまいます。
賃貸住民の僕としてはなるべく避けたい騒音でしたので、色々試した結果菱切りで穴を開けるのがベストでした。ハンマー使わないので無音です!
コルクの上に革パーツをのせてマーク部分を穴あけします。
ちょっと面倒ですが一つ一つ丁寧に刺していきます。この際なるべくまっすぐに刺して下さい。
縫う場所が多い場合はさすがに嫌になってしまう事もあります 笑
でも菱切りは面倒な分、メリットがあるんです。
- 音が出ない
- ステッチが綺麗(菱目打ちより綺麗になりやすい)
是非試してみて下さい。
各パーツの縫い付け
本来はここで各パーツを接着するのですが…
忘れていました!
て事でいきなり縫っていきます 汗
縫い糸はビニモの5番(太さ)を使っています。
最初から蝋引きされているナイロンの糸。丈夫ですし、縫い終わりをライターで炙って終われるので楽です。普通の糸だとボンド付けて止めないとダメです。
針穴に糸を通して上の画像のように糸の端っこをS時に針を通します。
S字に通した糸を下に(張りの先端と反対の方向)引っ張ると画像のようになります。
これで針から糸が抜けません。これを両端にします。
一針目を通したら糸の長さが左右均等になるようにして下さい。
縫っていきます。僕は基本左から右、表(銀面)から裏、に縫っていきます。
表面の針を穴に通します。
表面の針が通ったら、その糸を左方向に引っ張りながら裏面の針を通します。
これは糸を引っ張る事で最初に通した糸を引っ掛けて縫ってしまわないように、縫い穴に隙間を空ける為にやっています。
あとはこの地味な作業の繰り返しです。
完成!
今回簡単なブックカバーを作成しましたが、やっぱり不満点があります。
完成してサイズ違いの文庫本を入れてみたところ、分厚めの文庫の場合上記画像3番目の折り返し部分を抑えるパーツの位置が微妙でした。もう少し端にずらしたら良かった〜。
反省点を元に次は完成度を高めたいと思います。
あとがき
ざっくりな制作説明で申し訳ないです。今後思いついた部分があれば随時修正して、どなたでも分かってもらえるように制作過程を修正していきます。
作品にも反省、ブログにも反省です。
でもコロナで自粛の中良い一日が過ごせました。
やっぱり何もしていないよりは、物を作ったりブログを書いたりしていると充実感があります。ブログに関してはまだ1円も稼いていませんが 汗
皆さんも手軽に出来ますので是非挑戦して見て下さい。
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