ひさしぶりのバイクネタです。
気候も穏やかになってきて、もうすぐバイクシーズンの到来。コロナ渦にも関わらずツーリング、キャンプとソロで楽しめるバイクに一層注目が集まっています。
そこで、これから免許を取得する人や、取得されたばかりの人が真っ先に必要になる『ヘルメット』に関して僕の独断でお勧めをご紹介したいと思います。(今回は安全性を考えてフルフェイスのみでのご紹介と致します)
ちなみに、初めてのヘルメットは国産を買っておけば間違いありません(あくまで独断と偏見です)。以下3メーカーから選んどけば間違いなし!値段は少し高いけど命を守る物です、最低限の出費は覚悟しましょう!(比較的買いやすいものを一応選んでます)
- ARAI
- SHOEI
- OGK
個人的な見解ではありますが僕が考える必要な機能は以下になります。
- 軽い
- 国内規格(SG/PSC/JIS規格)通過品
- 内装が洗える(内装脱着可能)
- FRP製(ABS製はやめた方が…)
それでは僕の独断と偏見でお勧めトップ5をご紹介。
おすすめフルフェイスヘルメット5選
OGK KABUTO AEROBLADE5
まずはOGKの『エアロブレード5』。なんせ軽いです。普通1500〜600g程度が一般的なところに1400g程度(1350gって話も)。
初めてエアロブレードが発売されて店頭で持ってみた時に『かっる!』と声に出してしまったことは秘密。
そして単色を選んでしまえば税込で3.5万。ウェブなどで探せば実売2.6万前後。そう、とても安いのです。
OGKは日本では3大ヘルメットメーカーと言われる老舗メーカーです。生産こそ海外ですが、その品質は残りの2社を猛追中。
安くて、そこそこ安全な作りで、見た目はそこまで気にしないのでお勧め教えろ!と言われれば僕は間違いなくOGKをおすすめします。
詳細は→ OGK KABUTO
ARAI RAPIDE NEO
なく子も黙る。ARAIです。国産ヘルメットといえばARAI。
実はARAIさん少し変わってまして、こだわり(クセ)が強いんです。
近年、他メーカーはヘルメットの造形を空力特化させるため、波打ったような形状にすることが多いのです。しかしARAIさんはそんなことは絶対にしません。
なぜならこれには『R75』というコダワリがあるから。
ヘルメットが障害物にぶつかった瞬間、ヘルメットが動きを止めず、引っかかりもせずにすべり続ける性能です。「かわす」とは、すべる事で衝撃を分散させながらエネルギーを減衰させるという、安全面において重要な要素のひとつだとアライは考えます。
現実の衝撃は、どの方向からくるか分かりませんし、規格による落下テストとは異なります。
アライは現実の衝撃を想定し、ヘルメットをつくっています。アライは長い歴史を通じ「かわす性能」の重要性に基づいたR75 SHAPEの帽体形状こそが大切だと考えます。
https://www.arai.co.jp/jpn/safety/R75-SHAPE.html
このコダワリがあるからARAIのヘルメットは上位モデルも『まん丸』。流行を気にせず俺流で突っ走る『漢』。それがARAI。
一般走行ではまず必要ないと言われる『スネル規格』もARAIはほぼ全てのモデルで取得しています。
まさに安全性の鬼。
そんな中で個人的に好きなのが『RAPIDE NEO』です。ARAIはそのコダワリのお陰で、比較的大人しめな形状のヘルメットが多いのですが、このRAPIDE NEOに限っては珍しく個性を押し出していて現代的なデザインになっています。
少しシンプソンっぽいのは気のせいでしょう。
単色で税込5.4万。実売4.2〜3万程。
物は間違いありませんが少し高いです。長らくバイク乗ってる僕の感覚だと『ヘルメット』はこれ位の価格はする物ですが、初心者には少し高く感じるかもしれませんね。(ARAIの中では安めな部類です)
ARAI VECTOR-X
ARAIからもう一個。『VECTOR-X』です。
先に紹介した『RAPIDE NEO』と同じ価格帯で単色税込5.4万。実売4.2〜3万程となります。
非常にプレーンなヘルメットですので個性が強いのはちょっと…。って人には良いかと思います。
詳細は→ ARAIHELMET
SHOEI Glamster
国内ヘルメットで最も勢いのある『SHOEI』より『Glamster』のご紹介。
大手のバイク用品店などでも一番の売り場面積を誇るSHOEI。その中でも今バカ売れ中で在庫が欠品しまくっているのがこの商品。
ARAIの『RAPIDE NEO』などと同じく、少しレトロな見た目だけど、バイクの新旧を問わず使えるデザイン。ちょっとだけ光る個性。
昨今バイクで流行の『ネオレトロ』路線ともベストマッチなヘルメットです。
そしてSHOEIといえば国内でARAIと双璧の安全性を誇るヘルメットメーカー。もちろん生産も国内です。
ところがARAIと違ってSHOEIは『まん丸』デザインにはこだわらず尖ったようなデザインも積極的に取り入れています。
デザイン上での人気では完全に国内でトップと言っても過言ではないでしょう。もちろん安全性もトップクラスです。
単色で税込4.7万。こちらは実売もあまり変わりません。
ウェビックが一番安いかな??
詳細は→ SHOEI HELMET
SHOEI Z-7
SHOEIよりもう一つ。『Z-7』。一個新しい『Z-8』というモデルが出ているのですが、この古いモデルが値下げされてお安くなっていますのでオススメです。
見た目もカッコいいし個人的には文句なし。とりあえずこれでいいんじゃないですか?ってヘルメットです。
現在実売税込5万ほどで販売されています。
ヘルメットは超大事です。あまり安い物はやめておこう。
コスパといいながら結構な値段のものばかりご紹介しましたが、初めてのヘルメットだからこそ良いものを買ってください。初心者は若い人も多いのでどうしても金額的制約があるとは思います。
あえて言いますが、『バイクは危ない乗り物』です。だからこそ面白いのですが。
危ないからこそ、自分の身は自分で守る必要があります。ちなみに交通ルールを厳守するのは当然です。危ないことを分かった上で必要な部分(プロテクション)にはしっかりした物を使って欲しい。僕はそう考えています。
安全な運転をしていても事故は起きます。その時にヘルメットの役割はとても大きいので是非頑張って良いヘルメットを買うようにして下さい。
ヘルメットの耐久性は3年と言われています。5万円のヘルメットを3年使うと考えれば月1400円程の計算です。長い目で考えれば決して高い投資ではありませんよね。
それじゃ、安全なヘルメットで快適なバイクライフを!
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